目次
育てやすい多肉植物初心者向け品種のご紹介
多肉植物とは?
多肉植物とは、茎や葉が肉厚で水を貯めることのできる植物の事です。
其の為ふっくらとした葉が個性的でユニークな形の物が多いです。
飽きることのない、不思議な姿に魅了されます。
葉に十分水を溜めているので、水やりを控え乾燥気味にしておくのが大事です。
元々砂漠や海岸などの過酷な乾燥地域に生息していますから、乾燥や暑さに強く、水やりを頻繁にする必要がないため管理が楽です。
多肉植物は葉に水分を貯めているため、乾燥させて管理するのが最も重要なポイントです。
多湿にすると根腐れし枯れてしまう為、ほとんど世話をしないつもりでいてください!
葉の表面にシワがよってから水やりをしても間に合うくらいです。
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多肉植物の魅力
多肉植物の魅力はやはりその独特な葉の形にありますね。
特に多肉植物ばかりをまとめた寄せ植えは、何とも言えず可愛らしく見ていて飽きません。
ぷくぷくと厚みのある葉が人気急上昇中で、色も形もとても可愛らしいです。
見ているうちにだんだんと魅了され、熱烈なコレクターの方も多いです。
多肉植物だけを扱う専門店も随分増えてきました。
品種が2万種もあり、コレクションのし甲斐がありますね。
組み合わせ次第で色んな表情が楽しめます。
高さの違うものや葉の形が違うものを組み合わせて、ぎゅっとまとめて隙間を開けない様に寄せ植えにすると、とてもお洒落でインテリア性が高く、プレゼントとしても喜ばれると思います!
管理次第で大きさを好みのサイズにできる事も魅力の一つです。
大きくボリューム満点の姿を楽しみたかったら、肥料をたっぷり入れた土を大きめの容器で栽培すれば、大きく育っていきます。
一方コンパクトに小さくまとめたい場合は、肥料は入れず小さな容器に植え付けましょう。
このようにサイズをコントロールしやすいのも魅力的ですね。
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多肉植物の容器
容器も色々なものが植え付けに利用できます。
リサイクルの空き缶や瓶を自分でリメイクしたものや、欠けてしまったコーヒーカップ、使わなくなったワイングラスなどどんなものでも使えます。
リサイクルショップやアンティークショップで、思いがけず素敵な容器に出会うかもしれませんね!
どんな容器にでも植えることができますが、最もおすすめは、通気性が良く蒸れにくい素焼きの植木鉢です。
又できれば底に穴がある方が望ましいです。
もしも底に穴がない容器の場合は、なるべく底穴をあけるようにしましょう。
どうしても開けれない場合は、水やりをして底に水がたまらない様にして下さいね。
水をやった後に注意深く容器を傾けて、水を切るといいかもしれません。
根腐れ防止になります。
最近は100円ショップや雑貨屋さんでも多肉植物を販売しています。
気軽にチャレンジできる、とても身近な植物ですね。
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多肉植物の置き場所
日光を好みますので、1日6時間位日が当たる場所がベストです。
できれば外で育てる方がいいですが、室内でも窓辺やベランダ、明るいリビングなどが適しています。
日が当たらない場所の場合は、たまに日光浴をさせて下さい。
また、蒸れに弱いので風通しの良い所に置いてくださいね。
霜や雪に当たると枯れてしまいますので、寒冷地の真冬は室内に取り入れるのが良いでしょう。
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多肉植物の水やり
元々乾燥地域に自生していますから、あまり水を必要としません。
水やりは、完全に土が中まで乾いてから与えます。
葉に十分水を蓄えていますから、水をやり過ぎて過湿にするとかえって枯れてしまいます。
じめじめと湿気ている状態が一番苦手です。
葉が黄色く変色し張りがなくなっていたら、根腐れしているかもしれません。
水をやる時は、葉に水がたまらない様に上からかけるのではなく、株元にやりましょう。
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多肉植物の土
多肉植物の植え付けには一般的な園芸土ではなく、必ず多肉植物専用の土を購入しましょう。
ふわふわ、サラサラと軽いのが特徴で、水はけが良く通気性が高いです。
根腐れを防止する木炭とゼオライトが最初から配合されている土もあります。
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育てやすい多肉植物
エケベリア
多肉植物の中でも特に育てやすい品種で、初心者の方も安心です。
まるでバラかダリアのように葉が花のようにパっと開き、華やかさがあります。
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日当たりを好みますが、真夏は半日陰に置きましょう。
生育期は春(4月から6月)と秋(9月から11月)です。
土が完全に乾いてから水やりをして下さい。
休眠期の夏と冬は水やりはせず、乾燥状態を保ちます。
冬に水を切り、日によく当てる事によって、美しく紅葉します。
葉の形は尖った物、丸みのある物、フリルの様に波打った物など種類豊富で選ぶのも楽しいです。
葉色も赤い縁取りがある物や紫がかった物などあります。
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虹の玉
虹の玉はとても丈夫で、小さく丸々とした葉が可愛らしく人気絶大です。
秋から春にかけてつややかな真っ赤に紅葉します。
紅葉した時がぷりぷりとして1番可愛らしいです!
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日によく当てて、水を控えめにするとより鮮やかに紅葉します。
虹の玉は日光不足になると葉が緑色に戻ってしまいますので、日当たりに注意してくださいね。
寒さに強く、勝手に増え霜にあてても大丈夫です。
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カネノナルキ
その名もずばり「金のなる木」です。
名前からして縁起がいいですね!
カネノナルキの花が咲くとお金が増えるとか、大きく育てるほどにお金が貯まるとか言われています。
葉が肉厚で小判の様に楕円形で小判のようで、段々と木のように大きくなっていきます。
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1年を通してよく日に当て、水やりは控えめに、多少忘れても大丈夫です。
冬には可愛い星形のピンクの花が1ヵ月以上咲きます。
花が咲いている間は、月に2回水やりをしましょう。
花が咲いていない株は、月に1度で大丈夫です。
花柄は無理に取らなくても、自然に落ちていきます。
冬の管理には注意が必要で、できるだけ室内に取り込みましょう。
0℃以下の寒さに当たると、葉が凍ってしまいます。
家の中で1番長く日の当たる場所に置いてください。
私は霜に当ててしまい、失敗したことがあります。
残っている綺麗な葉先を選び、差し芽にして今又復活しています。
今はまだ小さいですが、大きく育てようと意気込んでいます!
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グリーンネックレス
緑のコロコロとした丸いグリーンピースの様な玉が繋がり、まさにネックレスのようです。
美味しそうな飴玉の様にも見えますね。
ハンギングバスケットにして吊るすと、その可愛らしさがより堪能できます。
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真夏は直射日光に当たると、色が悪くなったり蒸れて腐ることがあります。
半日陰やカーテン越しの場所がいいですね。
耐寒性はありますが、霜に弱いので鉢植えで移動させるのが良いようです。
春と秋は成長期ですから、乾燥したら水やりをして下さい。
夏と秋は控えて乾燥気味にしましょう。
夏の高温多湿は根腐れの原因になります。
白い斑入りのものや、葉の形が三日月の様なものもあります。
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十二の巻(じゅうにのまき)
十二の巻の葉は固く尖っていてアロエににた葉の形で、白い縞々模様です。
印象的な葉がクールでスタイリッシュな雰囲気です。
丸く厚みのある葉が多い多肉植物の中で、十二の巻はユニークで寄せ植えに入れると引き締まります。
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直射日光に当てすぎると赤褐色になりますので、半日陰の室内向きです。
成長がゆっくりで、あまり大きくまりませんし、あまり世話を必要としませんから、仕事場のデスクにグリーンが欲しい場合にもぴったりですね。
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ブロンズ姫
ブロンズ姫は、その名の通り赤みを帯びたブロンズ色をした葉です。
日光によく当てると、春と秋に赤く紅葉します。
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寒さに強いので凍らない限り外で元気に育ちます。
日陰にずっと置いておくと、せっかくのブロンズ色が緑になってしまいますし、葉の厚みも無くなってしまいます。
3月から5月に黄色い星形の可愛い花を咲かせます。
夏の暑さに葉強いですが多湿にならない様にしましょう。
冬は日当たりを確保しつつ、寒さに当て乾燥した状態で育てるとより濃い色になります。
冬はほとんど断水に気味にします。
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朧月
朧月の葉は、表面が白い粉で覆われていて、白っぽいグレーががった色が特徴的です。
そのぼんやりとはっきりしない霞んだような色合いから、朧月と名前が付いたようです。
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とてもシックで落ち着いた色ですが、葉がパっと花の様に開きボリュームがあり存在感があります。
寒さに強く霜に当たっても大丈夫ですし、葉が凍ってしまわない場所なら屋外で越冬できます。
最も寒い時期は水やりも不要です。
日向でも日陰でもどんな場所であっても育ちます。
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まとめ
今回は育てやすい多肉植物をご紹介しました。
お洒落なインテリアとして、育てやすく水やりの手間もかからない多肉植物を是非取り入れてみて下さいね!
*サボテンも育てやすい多肉植物ですが、あまりにも種類が多い為今回は省かせていただきました。