目次
プランターで簡単ミニトマトを育ててみましょう!
野菜は花よりも育てるのが大変そうと思っていませんか?
ミニトマトは意外と簡単に初心者でも育てられます。
一つの株から100個以上のミニトマトが収穫できます!
畑や広い土地がなくても全然大丈夫です。
プランタ―で、ベランダや庭で気軽に家庭菜園にチャレンジしてみましょう!
自分で育てると収穫の嬉しさも倍増ですし、無農薬で安心ですね。
苗はホームセンターや道の駅、通信販売で簡単に手に入ります。
一口にミニトマトと言っても、最近では迷う程品種が出てきています。
皮の柔らかいものや小玉、中玉とサイズも色も様々です。
是非お好みのミニトマトを探してみて下さいね!
ミニトマト用プランター
ミニトマトを育てるには、根がしっかり伸びるように土が沢山入る野菜用のプランターを用意しましょう。
深さが30センチ位の丸型か四角型だといいですね。
排水性を高めるため、プランターの底には鉢底石を必ず敷きましょう。
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ミニトマトの土
土も、ふかふかで水はけの良い野菜用培養土を購入してくださいね。
ミニトマトは肥料も必要ですから、できれば元から肥料の入った「元肥入り野菜用培養土」が便利だと思います。
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ミニトマトの置き場所
日当たりは大変重要なポイントです。
置き場所は一番日の当たる場所がいいです!
ベランダの室外機の前は適していませんから確認してくださいね。
種から育てることもできますが、苗を購入した方が初心者でも簡単に育てられますから、まずは家庭菜園のスタートとして手軽に苗から初めてみましょう!
ミニトマトについて
ミニトマトは家庭菜園の代表格で人気も高く、初心者でも簡単にベランダでプランター栽培ができます。
ビタミン、カロテン、リコピンが豊富で使い道もサラダ、ジュース、ピクルス、そのままヘルシーなおやつ代わりに。
リコピンには、強い抗酸化作用があり細胞の癌化を抑えたり、活性酸素を減らす作用があると言われています。
鈴なりのミニトマトが真っ赤に色付いた姿はとても可愛いですね。
お弁当に2、3個必要な時にも、ベランダからサッと収穫したてのミニトマトを入れれば、彩も素敵なお弁当になります。
ミニトマトの苗植えは、4月から6月頃です。
昼間の気温が20度から30度、夜は20度前後の時期が適しています。
ミニトマトは雨が少ない南米アンデス地方が原産ですから、水のやり過ぎは良くありません。
甘くて味の濃いトマトを育てるには、乾燥気味にするのが重要なポイントです。水をやり過ぎると根腐れし、薄味のミニトマトになってしまいますから注意が必要です。
そして強い光が必要になりますので、必ず日当たりが良い場所で育てて下さいね。
ミニトマトの支柱
ミニトマトは意外と背が高くなりますので、長めの支柱を用意しましょう。
支柱は160センチから200センチ位、太さ11ミリ位があるといいですね。
植え付け時は小さめの仮支柱を立て、茎が成長して太くなってから大きな支柱に立て替えるといいですね。
ぐんぐん伸びていきますから、支柱とミニトマトを結びつける麻ひもが必要です。
最近は種類も豊富で、真ん丸の物から楕円形、可愛いハート型、黄色、オレンジ、チョコレート色、などバラエティーに富んでいます。
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ミニトマトのプランター栽培
ミニトマト 良い苗の選び方
①葉が濃い緑色で厚みがあり、先端の新葉が元気でつやと張りのある物。
②茎が真っすぐで太い物。
③子葉がついている。ぎざぎざの葉の下に細く小さな子葉があること。
④ツボミや花がついていること。
⑤虫がついていないこと。
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ミニトマト 苗の植え付け
①まず苗に十分水を吸わせます。
②プランターの底にネット、鉢底石を入れ土を入れます。
③ポット苗と同じくらいの穴を掘ります。
④根を壊さない様にポットから出し、植え付けます。
⑤周りを土で押さえ固定します。
⑥苗から5センチから10センチほど離して小さめの仮支柱を立てます。
⑦麻ひもでゆるめにくくりつけます。
⑧水をしっかりとやります。
ミニトマト 置き場所
日当たりが良く、風通りも良い場所が最適です。
なるべく雨が当たらない軒下やベランダが適しています。
室外機の前は風が当たり過ぎますので置かない様にしてくださいね。
ミニトマト 本支柱立て
最初に実ができたころ、茎が太くなり50センチ程に伸びてきたら、長い本支柱に変えます。
支柱はプランターの底に届く様にしっかりと差し込んでください。
その時緩めに麻ひもで8の字に茎と支柱を結びます。
色々な支柱の立て方があり、お好みでやりやすい立て方で問題ないと思います。
例えばピラミッド型に立てる場合は、丸いプランターに苗を1株植え、1本は株の側にあと3本か4本を周りを取り囲むようにバランスを見て立てましょう。
そして上部でまとめてひもで結んで固定します。
長方形のプランターに2株植えた場合、2本株の側に後は横にも支柱を渡して井形組んだり、ベランダの手すりを利用したり、雨風に倒れないように工夫してみて下さいね。
またミニトマトの茎は意外と太くなりますので、きっちりに結ぶときつくなってしまいますから気を付けて下さい。
ミニトマトは背が高く成長し倒れやすいので、安定しない場合は様子を見て何本か補強した方がいいかもしれません。
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ミニトマト わき芽かき
植え付け後1週間くらいで茎と葉の横から伸びる小さな芽をわき芽と言います。
1番太い主枝の脇からひょろっと出てくる新しい芽です。
このわき芽を摘み取ることを「わき芽かき」と言います。
わき芽をすべて取って主枝1本にすることは、ミニトマトの栽培で重要なポイントです!
わき芽を放置しておくと、葉ばかりがうっそうと茂り実に日が当たらず日照不足になります。
風通りも悪くなり蒸れてカビの発生の原因になります。
わき芽かきによって風通りも良くなります。
また葉に栄養分をとられ、肝心の実の方に栄養が回らず収穫量が減ってしまいますし、実も小さくなってしまいます。
1週間に2,3回チェックして、必ず小さな内にわき芽を摘む様にして下さい。
どんどん出てくるので、見逃さない様にこまめに見てくださいね。
ミニトマト 水やり
植え付け後1週間位は乾燥してしまわない様にたっぷりと水をやります。
実がつくまでは乾いたら水やりをしますが、その後は乾燥気味にします。
実がなると毎日水をやってしまいがちですが、これはNGです。
私はつい嬉しくて気になって、毎日じゃぶじゃぶ水をやって大失敗した経験があります。
朝、葉がしんなりしていたらやるという感じで丁度いいようです。
水のやり過ぎは、味が薄くなり根腐れを起こし実に亀裂が入る原因になります。
そして土の表面が乾いてからではなく、土の中を5センチ程掘って確認してみて下さい。
ミニトマトのプランターは深い為、一見乾いているようで中はまだ湿っていることが多いです。
水やりの時間帯は朝です。
昼間にやるのは避けましょう。
気温が高い昼間はプランターの中も熱くなっています。
真夏のカンカン照りの時に水をやると、まるでサウナに入ったようになってしまいます。
ミニトマト 追肥
野菜用培養土に含まれている栄養は2から3週間ほどでなくなりますから、一番最初の実が大きくなってきたころ追加の肥料を与えましょう。
これを「追肥」と言います。
液体肥料は2週間に1回位やります。
固形肥料は緩やかに1ヶ月くらい効果があります。
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ミニトマト 下葉かき
栄養が実に行くように下葉を切りましょう。
この下葉を切ることを「下葉かき」と言います。
下葉がそのまま放置されていると、風通りが悪く蒸れて病気になりやすいです。
ミニトマトの実の下にある葉を切ってください。
ミニトマトは株元に近い下から順番に収穫していきますから、その房の実を全部収穫し終わったら房枝ごと切って、その房より下の葉は全部切り落してください。
収穫する時に下葉かきも一緒にやるといいですね。
収穫と共に葉がなくひょろりとした風情になります。
不格好ですが、それで正解ですからご安心くださいね!
まとめ
今回はミニトマトのプランターでの栽培方法をご紹介しました。
ミニトマトは見た目も可愛らしく、育てていると実が真っ赤に熟していく様を毎日観察できます。
自分で育てたミニトマトを収穫して食べるのは喜びも倍増しますね!