日本の夏は想像以上に暑くなりましたね。
本当に暑すぎますね。
日本だけでなく世界的に暑いようで、ノルウェーでは北部の北極圏で7月としては史上最高の33・5度を記録したそうです。(2018年7月)
連日ニュースになっていますが、熱中症で救急搬送される方が増えています。
屋外だけでなく室内でも熱中症になりますし、寝ている間にも熱中症になります。
毎日灼熱の真夏日が続き、夜になっても気温は下がらず熱帯夜です。
寝苦しく疲れが取れなくて夏バテしてしまいますね。
いったいどうすれば、爽やか~~に熟睡できるのでしょうか?
対策を考えてみました!
目次
熱帯夜の対策・エアコンは朝までつけっぱなしに!
「エアコンを朝までつけっぱなしなんて体に悪いんじゃないの?」
と思われますよね。
夜涼しい風があった素晴らしい時代は、遠い昔になってしまいました。
昔は夕方から少し気温が下がり風もあって、風鈴の音がどこからともなく聞こえ情緒がありましたね。
今や情緒も何もあった物じゃない暑さです。
今や昼間は40度近くまで気温は上昇し、真夏日の連続です。
マンションや家の壁や屋根に熱は蓄積し、家自体が熱のこもった状態で夜になります。
夜中の部屋の方が、屋外の気温より高い時があるそうです。
快眠のポイントは、朝まで止めることなくエアコンをつけたままにするといいそうですよ!!
暑くて寝汗をかくと自律神経が働きっぱなしで疲れがとれません。
エアコンのタイマーは?
タイマーにして何時間かで止める設定にされてる方も多いと思います。
タイマーが切れたら暑さで目が覚めませんか?
窓を開けると防犯面でも心配ですね。
その後又エアコンをつける方が多いと思います。
高齢者の方に多いと言われているのが、タイマーが切れた後我慢したり、気付かないでそのまま寝ていて、知らないうちに熱中症になるというケースです。
お年寄りほど朝まで一晩中エアコンをつけたままの方が良いようです。
タイマーが切れてから眠りが一旦寸断されて目が覚めてしまったり、寝苦しさで寝れなくなってしまうと、体が休まらずに疲れが取れません。
また窓には「すだれ」や「よしず」などを使い直射日光を防ぐようにしましょう。
エアコンの効きも良くなりますね。
熱帯夜の対策・エアコンの設定温度!
エアコンの設定温度、これは大問題ですね。
男性25℃、女性26℃が目安という事です。
男性の方が暑がりなのは、筋肉量が女性よりも多いからだそうです。
部屋を冷やす
まずは部屋を冷やすという気持ちでいて下さい。
寝室を冷やして置き、さあ寝るぞという時に1から2℃上げるといいようです。
お風呂に入る前に寝室を冷やし、お風呂から上がってきたら寝室が冷えている状態にしておくといいですね。
お風呂で体温が上がってから下げることにより、眠気をもよすらしいですよ。
お風呂の温度はぬるめの38度位がおすすめです。
エアコンの室外機カバーは?
エアコンの室外機にカバー、目隠しなどされている方もいらっしゃると思います。
お洒落ですが、効率ダウンですし、残念ながら電気代が増えてしまいます。
夏の間は、取り外して頂く方がいいかもしれませんね。
また、湿度が10パーセント下がると体感温度は1℃下がると言われています。
除湿機能を使うのもいいと思います。
熱帯夜の対策・エアコンと扇風機のダブル使い!
エアコンをつけっぱなしといっても、風が直接当たってはいけません。
直接風が当たったままですと、体の表面だけ冷え反対に体の内部(深部体温)は上昇してしまいます。
エアコンの風向きを水平にして部屋を包み込むようにして、部屋の温度を下げるようにしてください。
扇風機の併用
エアコンと一緒に、扇風機、サーキュレーターなどで空気を循環させましょう。
天井か壁に向かって首振りにして下さい。
空気をかき混ぜるイメージです。
熱帯夜の対策・パジャマと布団
パジャマは半袖&長ズボンがいいようです。
布団は、タオルケットではなく普通の掛布団です。
頭寒足熱
昔から「頭寒足熱」と言われていますが、上は半袖で涼しく布団から手を出して、下は長袖で布団の中に入れるといいですね。
下半身に布団をかける感じです。
そして足の裏から汗を発散させておけるように、足の裏を布団からだすといいそうです。
設定温度が低いのは、タオルケットではなく掛布団だからというのもあります。
掛布団で冷えすぎない様に調整してください。
頭にアイスノンや氷枕などするのもいいですね。
枕がびしょびしょになるのを防ぐために、防水枕カバーを使ってみてはいかがでしょうか。
コンピューターと同じで、一日フル回転した脳を冷やしてあげましょう。
男性で中には、下着のパンツだけで寝る方がいらっしゃるかもしれません。
裸に近い状態ですと、汗をかいても気が付かず脱水状態になりやすいです。
危険ですのでやはりパジャマは着て頂いた方がいいようです。
熱中症について
夜中寝ていても熱中症になります。
暑いぐらい我慢しようと軽く考えずに、快適な環境作りに努めましょう。
充分な睡眠をとれば、ストレスをリセットできますし、翌日体調が悪いまま暑い中に出ていくよりいい状態を維持できます。
無理をしてストレスや疲れがたまると、いろいろな臓器に悪影響が出てきて熱中症になりやすいうえ、重症化しやすいと言われています。
特にお年寄りや赤ちゃんには注意が必要ですね。
熱中症は、高温多湿の環境にいて多量の汗をかき、体内の水分や塩分が失われることで起こります。
体温調節機能が乱れて体外への熱の放出ができなくなり、体内に熱がこもって体温が上昇します。
熱中症が原因で死亡することもありますから気をつけましょう。
熱中症の症状
熱中症・軽症
目の前がぼんやり暗くなる、気分が悪い、手足のしびれ、こむら返り、麻痺、筋肉痛、筋肉硬直、血圧低下、皮膚蒼白
熱中症・中等症
強い疲労感、頭痛、吐き気、倦怠感、めまい、下痢、脱力感、大量発汗、頻脈、ぐったりする
熱中症・重症
意識障害・けいれん・手足の運動障害、深部体温上昇、高熱、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状
寝ている間に気が付かず熱中症になる場合もあります。
睡眠環境を整えて注意しましょう。
まとめ
熱帯夜が続き寝苦しい毎日です。
熱中症にならない為にもエアコンはうまく使ってくださいね。
電気代は確かにかかりますが、睡眠不足から疲労が蓄積してイライラしたり、集中力がなくなったりします。
お仕事や生活のパフォーマンスが低下したり、熱中症になる危険もあります。
人によって体感の涼しく感じる温度はそれぞれ違うと思いますので、是非ご自分にとって快適な温度を見つけて下さいね!
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。