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コキアってご存知でしょうか?
コキアって聞きなれない植物の名前ですね。
ご存知でしょうか?
とても綺麗な色に紅葉する植物なのです。
紅葉と言えば、モミジやイチョウをイメージしますよね。
コキアは小さいながらも鮮やかな赤に染まり、群生している景色はモミジにも引けを取らない美しさですよ!
国営ひたち海浜公園
コキアで有名な茨城県にある国営ひたち海浜公園は、東京ディズニーランド7個分の広さの広大な公園です。
実際にディズニーランド建設候補地に挙がっていたそうです。
ちょっと広すぎて想像ができにくい位ですね!
国営ひたち海浜公園 みはらしの丘
この中のひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」がコキアの絶景ポイントです。
丘からは園内や太平洋を見渡すことができます。
一番近い入り口は、西口・翼のゲートになります。
「きて、みて、さわって コキアカーニバル」
国営ひたち海浜公園では、「きて、みて、さわって コキアカーニバル」が毎年開催されます。
★開催期間 9月15日(土)〜10月21日(日)
★国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター
〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
TEL 029-265-9001 FAX 029-265-9339
この期間とても素晴らしいコキアの紅葉を見るチャンスです!
★入園料
大人(高校生以上)450円
シルバー(65歳以上)210円
中学生以下 無料
国営ひたち海浜公園は、ネモフィラの花で有名ですね。
ちょうどゴールデンウイーク時期に「みはらしの丘」の一面が青一色になり、約450万本のネモフィラが満開になります。
そしてネモフィラが咲き終わった後、刈り取ってコキアに植え替えられます。
なんと32,000株のコキアを植栽されています。
気が遠くなるような大変な作業ですね。
機械で植えることはできないので、全部手作業で植えられるのかと想像しただけでびっくりですね。
コキアもネモフィラに負けない圧巻の景色です!
花好きには春のネモフィラ、秋のコキアと見逃せませんね。
コキアは最初植えた時は緑色ですが、秋の深まりとともに紅葉し、10月下旬には黄金色になっていきます。
コキアは観賞期間が長く、色がどんどん変化します。
スケジュール調整がしやすく便利だと思います。
どの時期のどの色のコキアも大変美しく、何度も見に行きたくなりますね!
コキアってどんな植物?
コキアは別名「ホウキグサ」と呼ばれる一年草です。
その別名通り、草ぼうきを作る材料として知られ、種は畑のキャビアと言われ、秋田県の郷土料理にもなっている“とんぶり”の原料として有名です。
プチプチとした食感が癖になりますね。
形が丸く整い、まるで「まりも」の様に可愛らしい形状をしているのが大きな特徴です。
もこもこの綿菓子のようでもあり、小人が出てきそうなメルヘンチックな雰囲気もあります。
一つ一つのコキアはほのぼのと可愛らしいのですが、群生させると大変見ごたえのある壮大な景色を作り出します。
小さな花が8月に咲きますが、コキアは花よりも主役は葉で、葉の紅葉していく様を楽しむ植物です。
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緑色のコキア
7月上旬から9月下旬頃には、つやつやとしたみずみずしい緑色で爽やかな印象です。
もこもこでふわふわ丸く、緑色ですから、本当に大きなまりもの様な雰囲気です。
生命力あふれる、生き生きとした緑コキアを楽しめますね。
国営ひたち海浜公園では、毎年8月に夜間開園「コキアライトアップ」を開催していています。
1年に10日間だけの貴重なライトアップになります!
★8月17日~26日 18:00~21:30
★⻄駐車場入庫 20:20まで/最終入園 20:40まで
★小雨決行・荒天中止
期間中、キャンドル、万華鏡、アクセサリー作りや、星座の観察、夜景写真のフォトレッスンなどイベントも目白押しです!
カラフルなLEDライトに照らされた緑コキアは、お昼間に見るのとは一味違った美しさです。
又賑やかな音楽による、様々なストーリーを演出されているそうです。
グラデーション色のコキア
コキアは頭の方から徐々に紅葉していきます。
10月上旬から中旬に緑から赤へ変化し始めます。
紅葉の途中はピンクの様なグラデーションになり、独特な色合いが楽しめます。
遠目に見ると様々な色が交じり合い、この時期ならではの味わいです。
赤色のコキア
10月中旬になると、真っ赤に紅葉したコキアが見られます!
爽やかな秋空に、燃える様な赤いコキアが映え、鮮やかさに目を奪われます。
国営ひたち海浜公園のみはらしの丘では、ちょうど丘のふもとで赤・白・ピンクの200万本ものコスモスが秋風に優雅に揺れます。
そして白くて清楚な50万本のソバの花が見頃を迎えます。
赤いコキアとの競演、ハーモニーはふもとから眺めると絶景です!
又黄色やオレンジのキバナコスモスや、みはらしの丘までに点在するリュウキュウハギなどが秋の風情を醸し出します。
黄金色のコキア
10月下旬からコキアは段々と色褪せてきます。
黄色いような茶色いような、まるで黄金の様な色合いへと変化していきます。
稲や麦に似たような色ですね。
赤とは又違った落ち着いた魅力があります。
国営ひたち海浜公園の駐車場について
国営ひたち海浜公園には、「西駐車場」「南駐車場」「海浜口駐車場」の3つの駐車場があります。
コキアの紅葉シーズンはバスツアーも沢山あり、観光バスも一般車両も大混雑するようです。
みはらしの丘へは、西駐車場が一番近いとのことです。
駐車可能台数2,000台です。
南駐車場も2,000台、海浜口駐車場は350台と少なめです。
シーズン中は平日でも混雑するそうですから、週末はより混んでいると思われます。
やはりここは頑張って、西駐車場に早朝から並んでいただくのが良さそうですね。
そして混雑時には臨時駐車場を西駐車場周辺に4か所開設されるそうです。
★駐車料金
大型車 1,550円
普通車 510円
二輪車 260円通常の営業時間
3/1~7/20 9:30~17:00
7/21~8/31 9:30~18:00
9/1~10/31 9:30~17:00
11/1~2月末日 9:30~16:30
10月中旬からの真っ赤に紅葉したコキアが1番人気があり、最も混雑する時期です。
朝9:30オープンですので、余裕をもって早めの到着を目指しましょう!
又みはらしの丘は、広大な場所を登ったり下ったり、その上混雑しています。
歩きなれたスニーカーなどで行かれることをお勧めします。
まとめ
今回はコキアで有名な、茨城県にある国営ひたち海浜公園をご紹介しました。
大変広い公園ですが、ぜひ絶景ポイントの「みはらしの丘」に行ってみて下さいね。
青く澄んだ秋空に、青い太平洋が一体となり、そして色鮮やかなもこもこコキアとのコラボレーション。
きっと忘れられない景色になると思います!