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華やかな胡蝶蘭
全ての花が大好きな私ですが、胡蝶蘭の華やかさと高貴さ、そして清らかさが特に好きです!
今回は、そんな美しい胡蝶蘭についてご紹介いたします。
特に花が終わってしまって捨てるのは大変もったいないですから、是非2度咲きや、毎年咲く様にチャレンジしてみて下さいね!
↓我が家の胡蝶蘭は可愛い「リップ系」です
胡蝶蘭は贈答品として人気ナンバー1
胡蝶蘭は、贈り物の鉢花として長年不動の人気ナンバー1を誇っています。
やはりそれだけ魅力のある花だと言う事ですね!
個人的な考えではありますが、胡蝶蘭はだいたいの値段がわかりやすく、お返しする側にとって金額が決めやすいというのもあると思います。
例えば「サボテン」を頂いた場合、金額が全く想像できないと言いますか(笑)
とてつもなくお高いサボテンかもしれませんし・・・
その点胡蝶蘭は、お花が何本立ちか、鉢の大きさなどで割と想像しやすいのではないでしょうか。
又、胡蝶蘭は高価なだけでなく一鉢そこにあるだけで、エキゾチックな高級リゾートホテルの様なインテリアになるのも素敵ですね。
周りがパッと明るく華やかになり、しかも長い間花が楽しめるのも魅力的です。
胡蝶蘭は名前通り、まさに蝶が飛んでいるように可憐な花を沢山咲かせ、開店祝いや開業祝い、事務所移転祝い、卒業入学祝い、新築祝いなどにワンランク上の贈り物として人気が高いです。
又鉢花だけでなく、ウエディングブーケなどフォーマルな場でもよく使われます。
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胡蝶蘭の特徴
胡蝶蘭は、東南アジアに分布する大きな平たい葉を持つ多年生の着生蘭です。
着生蘭とは、木の幹や枝などに根を張りつかせて生活する蘭の種類の事を言います。
胡蝶蘭は自生地でも根は空気中に出ていて、水分も栄養も少ない過酷な環境で育ちます。
それで葉に水分や栄養を蓄えることができるようになっています。
胡蝶蘭の葉がぷっくりとして厚みがあるのはそのためです。
葉だけでも艶があり美しく、観葉植物の様に鑑賞できますね!
胡蝶蘭は驚くことに、一般の植物のような光合成を昼間にせず、夜間に二酸化炭素を吸収するそうです。
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胡蝶蘭原産地
胡蝶蘭は東南アジアを中心に、インド、台湾、インドネシアなどの高温多湿な場所に自生しています。
高温多湿ですが、高い樹木に着生しているため、風通しに恵まれた環境になります。
胡蝶蘭はとても長い間咲いていますが、茎の元から先端まで咲き終わるまで2~3か月も楽しめます。
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胡蝶蘭の購入ポイント
贈り物として頂く場合が多いかもしれませんが、購入する場合は年明け1月頃が質が良いものが安く手に入ります。
お歳暮やクリスマスシーズン、お正月は贈答用に人気があり、やはり少しお高くなるようです。
葉が大きく厚みがあり、枚数が多く株もとにぐらつきの無いものを選びましょう。
胡蝶蘭と言えば「白」でしたが、最近はカラーバリエーションが豊富で、黄色系、ピンク系、赤リップ系(中だけが赤い)、紫系、レアな色ではブルー系などもあります。
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エキゾチックで個性的な花びらにドットのある物や、柔らかなグラデーションになっていたり、ストライプがくっきりと出ているもの等品種も沢山あります。
好みのカラーを探すのも楽しみですね!
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胡蝶蘭の置き場所
夜から明け方は暖かくする方が好ましいです。
日中は窓辺の明るい所でガラス越しの日光に当てますが、直射日光は避けるようにして下さい。
夏は風を通し、冬は暖かい日中に換気を行い、新鮮な空気に株が降れるようにするといいようです。
胡蝶蘭は東南アジア出身ですから、最低気温10度以上を保てるようにしてくださいね。
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胡蝶蘭の水やり
1月~6月⇒1週間から10日に1~回
7月~9月⇒1日に1~2回
10月~12月⇒乾燥しない程度に
通年植えこみ材料が湿った状態にしますが、びしょびしょにしておくと根腐れを起こしてしまいますので注意が必要です。
生育旺盛な春から夏にかけては、たっぷりと十分に水を与えて下さい。
冬、温度が低い時は水やりを控て、葉に霧吹きで水を与えるといいですね。
*蕾が咲く時に乾燥させない様にして下さいね。
加湿器を近くに置いたり、霧吹きで湿度を保つようにして下さい。
胡蝶蘭の花が終わったら
胡蝶蘭は1本の茎に2度花を咲かせる事ができるのです!!
私は二度咲きの事を全く知らず、いつも根元でバッサリ切っていました。
次回こそはチャレンジしてみようと思っています。
胡蝶蘭の茎のどこで切るか
花が終わったら、その茎の株元から3節目の上で茎を切ってください。
↓1節目↓
↓2節目↓
↓3節目 この上で切ります↓
3~4か月ほどすると残した節から新しい茎が伸びてきて、花を咲かせます!
この花が終わったら、株を休ませるために茎を切りましょう。
もしも株が弱っているなと感じたら、2度咲きさせずに根元から切って株を早めに休ませるのも良いかもしれません。
胡蝶蘭の植え替え前準備
贈り物として頂く胡蝶蘭は化粧鉢に、3、4株ビニールポットに入った状態で寄せ植えになっています。
花を十分に楽しんだら、通気性の良い素焼きの鉢に植え替えるのがおすすめです。
↓まずはワイヤーと茎をカッターで切り離します↓
↑こちらの胡蝶蘭は随分弱っていたので、2度咲きさせない様に根元から切りました。
ワイヤーを切り離す作業は、何か所もテープで固定されている為意外と大変です。
手を切ったり茎を傷つけない様に、ゆっくりと要人深く進めて下さいね!
胡蝶蘭の植え替えの仕方
1、ハサミで茎を根元から切る。
2、鉢と根をそっと離す。
3、株を別々に分け根をほぐす。
4、古い水コケを取り除き、古い根や変色し腐った根を整理する。
5、根の下から新しい水コケを周囲に巻き付ける。
6、素焼き鉢にそっと入れる。
*元気な根を切らない様に注意して下さいね!
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胡蝶蘭の植え替え後の管理
作業後の株は、水やりは控えて乾燥気味に管理します。
霧吹きで水をかけるくらいで大丈夫です。
約1ヶ月たったら、通常通り水や肥料をやっていきましょう。
↓友人の胡蝶蘭です。植え替え後根元から切ったそうですが、しっかりと新しい茎が立ち上がり、沢山花芽をつけています!!毎年咲いてくれるそうです!
その後の友人宅の胡蝶蘭の写真を送って頂きました!
↓蕾がふんわりと膨らんできました↓
↓いよいよ蕾が咲き始めました!
↓真っ白でとても可愛らしい花が咲いています!
まとめ
胡蝶蘭は高貴な印象で、育てにくいと思われがちですが、気温などに気をつけると毎年咲いてくれるようです。
花の後に捨ててしまう方が多いようですが、是非チャレンジしてみて下さいね。
私も2度咲きにチャレンジしてみました。
6本あるうちの2本から、新たな茎が出てきています!!
もう一度咲いてくれるのを楽しみにしています!