目次
クリスマスローズを大株に育てたい!!
お気に入りのクリスマスローズを育てていると、大きな株にしたいと夢が膨らみますね!
素朴なクリスマスローズですが、大株になると葉が大きく茂り、花数もぎっしりでボリュームがあり、とても豪華です。
展示会などでは目を見張るゴージャスなクリスマスローズがありますね。
ご自宅の置き場所、スペースなどを考えて、庭植え、鉢植えどちらがいいか選んでチャレンジしてみて下さいね!
庭で大株に育てるポイント
植え付け場所
クリスマスローズは、生育期の秋から春にかけて日当たりの良い場所を好みます。
冬に葉を落とし日が差し込む落葉樹の根元などがぴったりですね。
|
土壌
クリスマスローズは柔らかいふかふかな土を好みます。
植え付け前に土をよく耕し、腐葉土や鹿沼土を入れて土壌改良しましょう。
人が通る場所は、土を踏んで硬くなってしまうので避けるようにしましょう。
|
庭への植え付けの仕方
1、土をふかふかにする
1m2あたり鹿沼土16ℓ、腐葉土16ℓ、元肥料を植え付け場所にまく。
クリスマスローズは、根を下に下にと伸ばします。
大株にするなら、しっかり根が張るように、約40センチほど深めに耕しましょう。
土を掘り起こして、鹿沼土と腐葉土をよく混ぜ込んで耕し、平にします。
|
2、根をほぐす
ポットから根鉢を抜いて、根かきなどで根をほぐし、根鉢の周囲1センチほど土を落とします。
|
3、植える
植え穴を掘り、株を穴に入れて、土をかけます。
根元にある芽は埋めません!
芽を埋めると加湿になり腐ってしまうことがありますので気をつけましょう。
株元を強く押さえたりせず、柔らかなふかふか状態をキープします。
株元は地上部に出るようにしましょう。
沢山植えてグランドカバーのように使いたい時は、株間を40センチ位あけてください。
植え付け後は、たっぷりと水をやって下さいね。
|
鉢で大きく育てるポイント
クリスマスローズが鉢で大きく育つ条件
* 定期的に植え替えて鉢を大きくし、根詰まりを避ける。
* 根が温まるのを嫌うので、夏場は直射日光が当たらないよう工夫する。
* 水捌けのよい土を使い、通気性良くする。
* 大株になるには、最低3年はかかると言われています。ゆっくりと楽しむ気持ちでいましょう。
どんな鉢を選べばいいの?
クリスマスローズは根の生育がとても早く旺盛です。
庭植えでは根が50センチも伸びます。
鉢植えでは、最初に購入した鉢よりも一回りか二回り大きな、深めの鉢を使いましょう。
材質は、テラコッタ(素焼き鉢)が通気性が良く一番適しています。
ですが移動させるのに重くて困る方は、プラスチック鉢でも大丈夫です。
テラコッタの大鉢は土を入れるととても重くなります。
プラスチック鉢を使う場合は、鉢底石をしっかりと入れ、大きめの水抜き穴があるものが適しています。
|
|
鉢への植え付けの仕方
1、ポットから根鉢を抜く。
2、根かきを使って根鉢の周囲1センチほどほぐす。
3、鉢底網をしき、鉢底石を2センチほどいれて、土を入れる。
4、株を中央に置き、土を入れる。
5、隙間がなくなるように、割り箸などでつく。
6、芽を土に埋めないこと。
7、水をたっぷりやる。
鉢植え重要ポイント*肥料と株増し*
①肥料・・生育期に必ず肥料をやる
鉢植えでは、肥料が流れ出てしまうため、定期的に肥料をやるのが重要です。
10月から5月まで緩効性化成肥料を月1回置くか、液体肥料を月2、3回やりましょう。
|
②鉢増し・・・毎年1号大きな鉢に植え替える
小さな苗を、いきなり大きな鉢に植えるのではなく、毎年1号ずつ大きくしていくのが重要です。
8号以上になったら、株の育ち具合を観察し、数年に1回株増ししましょう。
8号鉢でもうまくいくと100輪もの花をつけるようになるようです!
|
まとめ
クリスマスローズは庭植えですと、意外と知らない間に大株に育っている場合もあるようです。
鉢植えの場合は、鉢増しなど一手間ありますが、たくさんの花をつけた大鉢は玄関などで映えますね。
是非チャレンジしてみてくださいね!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。